また肉が食いたくなった。
年末にみんなで行けたらなあと思っていたたん清は現状のご時世を考えるとほぼ不可能、ぶっちゃけ先月末に行ったタカマルも正直リスクがある行為だった。
だがしかし、おうちでマトモに肉を焼く設備など無いのだ。肉も無い。準備も後片付けも面倒な部類に入る。
ではどうするのか?
そう、"ライク"だ。
前回で場所は覚えたので、今回は企業系攻略wikiの穴奴隷と化したGoogle先生に頼る必要もない。なんとかwithとかなんとか8の記事は美味いかオラッ!
嘘です営業時間は調べました。マッポー系チェーンの割には23時までと常識的な営業時間なんだな。
この日は何故か朝までE2のボス相手に出ないCIを祈っていたので起きたのは16時。これから横ラ行ってライクキメるって遅くない?もう萎えそうだけどここで萎えたら只のクズだし頑張れよ俺。
案外寝起きは悪くないので気を張って動き出す。12/14に回レとMore one nightが削除されるから今の内に踏まないといけないんだよ。なんできえちゃうのおおおおおおおおやらあああああああああああ
取り敢えずまあ帰宅23時くらいを覚悟しながら出かけようか……。
そして21時、俺はライクの前に立っていた。肉よマッポーよ俺は帰ってきた。
出る時にセブンでホットスナック2種におにぎりと完全にイキったの明らかにミスだったけどその後踏んだからオッケーオッケーバッチリよ。
ホントにバッチリか?お前ペースミスって酸欠起こしてベンチで死にそうな顔でダウンしてなかったか?最後にENDYMION激SPを18おみくじで引いてペース間違えて死ぬ間抜けはどいつだ?まあでもMore one nightはSP全譜面黄色くしたからオッケーオッケーバッチリよ。
実際そこそこ腹も膨れているしさあ入ろう……あっ結構混んでるこれ入れるか大丈夫かもう萎えそうやだこわいたすけあっ座れるんすね席作ってくれた店員さんあざます!
こうして俺は戦場に到った。ここからはライクと俺のイクサの場よ。
まずはドリンクを選ぶ。ビールを選択肢に考えたが部屋の冷蔵庫に一本あるしコーラでいいや。
初手の食い物は?ライスは確実に必要だ、セットがいい。キムチも付く。
肉の選択を考えろ。ハラミ、カルビ、タン……ここはハラミとカルビのセットだ。王道は多くに支持される正しさを持つから王道たり得る。
追加の肉は要るか?ミスジ……ミスジって何だっけ……いやここはマッポー、細かいことはいいのだ。食べて満足するならそれでよい、行け。*1
火を付けてしばし待つ。すぐにコーラが来るのでまずは一口、コカだなこれ美味い。
少し時間が空く。隣のオッサンが席の間にあるタレを取る。醤油ダレのあっさりと濃いめで迷ってる。あっさりにしたか。
そして本命のセットがやってきた!まずは肉を網に載せろ!全種だ!欲望を解放しろ!
網の調子が上がってくるまで少し時間がかかる。その間に付いて来たスープのワカメを片付ける。ちょっと箸に絡まって食いにくい。
タレを用意しよう。スペースは二種分あるから……濃いめの醤油ダレと……味噌ダレ美味そうだしこれにしよう。
そうこうしている内に肉が良い感じになってきた。焼けたカルビにタレを付けて、白米と合わせて……
おっとカッタクリさんが出てきてしまった。最近ちょっと影薄いですよねカッタクリさん。
後は淡々と焼いて、食う。淡々と食う。味噌ダレが微妙に酸味があって合わなかったのでひたすら醤油ダレで食う。
今回は正解だ。俺は確実に成長している。ひたすらに腹に肉の満足感が染み渡っていく。
別にミスジはそんなに美味くない*2が全然許容範囲だ。そんなことより焼いた肉は美味いという事実が俺を、この殺伐とした世界を満たしていく。
ここは、確かに辛く厳しい世界は、マッポーかもしれない世界は肉により幸せで満たすことができるのだ。
第一陣の終わりが見えてきた。ここまで2k分食ってるので普通に満腹も視野に入る。
しかし俺はここで止まらない、止まるわけがない。追加を持て!注文を入れろ!
何を注文する。さっき迷ったタンもいい。カルビのグレード違いを食べるのもいいだろう。通常のタレばかりだし塩ダレを選択するのもいいかもしれん。
いや……だが。ここで俺は思い出す。前回の失敗と教訓を。
余計な考えはいい。単純な正解を求めればそれでよい。バラカルビ*3、それと……ハラミをハーフだ。
バラカルビは薄い分あっという間に焼ける。遅れてやってくる第二陣に必要な速度だ。その間にハーフのハラミをじっくり焼いてペースを揃える。パーフェクト、完璧だ。
……ハラミを何となく塩ダレにしたけどこれタレでよかったなあ。
ところで、肉を食べながら注文用のタッチパネルを見ていると色々とキャンペーンの広告が出てくる。
その中にはセットのライスを野菜にしたものがあった。レディース向けだろうか。
ここで世のサップーケイに晒され摩耗した中年男性サラリマンは軟弱と思うかもしれない。しかしこのメニューは実に正しい。正しいのだ。
ここはマッポーであり、”一人焼肉”だ。イクサの相手は常に自分であり、勝利条件はいつだって己の"満足"が全て。
で、あればだ。このメニューが良いと思い、実際に"満足"するならば。それは正であり、新たなる勝利だ。選択肢が増えるのは好ましいのだ。
今後も色々なキャンペーンにより選択肢は増えるだろう。自身の"満足"を選択し、自己を定義せよ。マッポーで生きるにはエゴが必要なのだ。
大体落ち着いてきた。肉も飯ももうない。
隣の隣の女性が席を立った時に普通に美人であと脚がよくてちょっと目が行ったりしたが、オーエルもこのマッポーに肉という幸福を求めてくるのだと考えると厳かな気持ちになった。
そろそろ席を立とう。会計ってどうすんだっけなと手間取る。あっ伝票持って出口ねオッケーオッケー。
野口を3枚支払ってライクを出る。もう22時過ぎ、良い時間だ。
腹は、世界は肉で満たされている。
ライクさん14日から大豆肉やるらしい。是非体験しよう!
ちなみにこの棘記事についてpostしたら普通に公式に捕捉された。また行きます。